種類や厚みを設定することでガラスの許容耐力を計算できる自動計算ツールです。風圧力によるガラス厚の決め方がわからないという方は、こちらの設計風圧力算定ツールと合わせてご利用ください。耐風圧強度計算が可能です。
次のような方におすすめです
- 簡単にガラス厚を算定したい
- ガラスの種別を変更したいがサッシ幅に納まるか確認したい
- 変更しすぎてメーカーさんにお願いしにくい
すぐに計算ツールを使いたいときは目次の「★ガラス耐力計算ツール」をクリックしてください。
目次
ガラス耐力の根拠基準
関係法令:建築基準法施行令 第82条の4、H12建設省告示 第1458号
帳壁にガラスを使用する場合には、第一号の規定により計算した風圧が、当該ガラスの種類、構成、板厚及び見付面積に応じて次の表ににより計算した許容耐力を超えないことを確かめること。
$$P=\frac{300k_1k_2}{A}(t+\frac{t^2}{4})$$
平成12年5月31日建設省告示第1458号
当然ですが、ガラスが厚いほど許容耐力は高くなります。
★ガラス耐力計算ツール
二辺支持・三辺支持には対応していません
ガラスの種類別・構成別係数一覧表
ガラスの種類 | k1 | |
普通板ガラス | 1.0 | |
磨き板ガラス | 0.8 | |
フロート板ガラス | 厚さ8ミリ以下 | 1.0 |
厚さ8ミリを超え、12ミリ以下 | 0.9 | |
厚さ12ミリを超え、20ミリ以下 | 0.8 | |
厚さ20ミリを超える | 0.75 | |
倍強度ガラス | 2.0 | |
強化ガラス | 3.5 | |
網入、線入磨き板ガラス | 0.8 | |
網入、線入型板ガラス | 0.6 | |
型板ガラス | 0.6 | |
色焼付ガラス | 2.0 |
ガラスの種類 | k2 | |
単板ガラス | 1.0 | |
合わせガラス | 0.75 | |
複層ガラス | t1について計算する場合 | 0.75×{1+(t2/t1)3} |
t2について計算する場合 | 0.75×{1+(t1/t2)3} |
※ツール作成にあたっては、こちらの板ガラスの耐風圧設計を参考にさせていただきました。
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