サービスの目的
当サイト(建築計算機)は、下記を例とした建築に関わる全ての方に向け、完全無料のブラウザ型自動計算ツールを提供しています。会員登録不要で、いつでも/どこでも/すぐに/繰り返し、ご利用いただけます。建築基準法/告示/消防法/自治体の条例など、公的な基準に基づいた計算方法を主に採用し、根拠となる原文や計算式も引用してご紹介しています。
- 建築設計者・・・企画段階における条件ごとの数値基準の確認・検討、設計段階における各種申請・届出書類の作成
- 建築士試験の受験者・・・建築関連法規(特に計算問題)の理解や勉強
- 発注者(建築主)・・・適正な発注条件の把握、コンペ・プロポーザルの要綱づくりの参考
- 施工者・・・発注者や監理者にVECD提案を行う際の参考
なお、最新の情報を基に作成するよう努めていますが、一時的に古い情報が掲載される場合がありますのであらかじめご了承ください。法改正情報、誤記・バグ報告、改善提案、お仕事の依頼などはお問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。
運営者について
プロフィール
- 【名前】bldgcalc
- 【経歴】大学院(建築学専攻)修了→アトリエ系設計事務所→組織設計事務所
- 【専門】意匠設計(共同住宅、事務所、店舗、ホテル、図書館他)
- 【資格】一級建築士、二級建築士
- 【SNS】twitter
サイト運営の背景
運営者(bldgcalc)は建築意匠設計者として10年以上実務に携わっている一級建築士です。これまで様々な規模(数百㎡~十数万㎡)のプロジェクトの設計・監理を担当してきましたが、ここ数年は大規模建築物の割合が多くなっています。
建築の規模が大きいとレギュレーション(法令、規則、基準)を満足するだけで精一杯になります。建築基準法だけでなく種々の関係規定もことごとく適用され、計画を変更するたびに膨大なチェック項目をひとつひとつ確認しなければなりません。ふと気が付くと、やりたかったはずのデザイン検討や納まり検討の時間が圧迫されていました。
そこで、面倒で時間のかかる法計算をエクセルで自動化してみたところ、自分自身の業務時間が削減されたのはもちろんのこと、そのエクセルを共有することでチーム全体のパフォーマンスが上がったのです。とある若手社員は、法令の原文とエクセルの計算式を見比べることでかなり理解度が上がったと話してくれました。デザインに割かれる時間も増え、結果的に自社のプレゼンス(存在感)が高まったと感じています。
そういった背景から立ち上げたサイトですので、法令の原文を引用し、途中式も極力省略せずに記載しようと思っています。使いながら理解を深めていってください。
今でこそ働き方改革が進みましたが、建築設計業界は長時間労働になりがちです。当サイトがあなたの時間を取り戻す一助になれば幸いです。